【わたしについて①】わたしがヨガと出会うまでのお話

はじめて出会うお客様などから、
「なぜ、ヨガを始めたのですか?」
という質問を頻繁にいただきます。

なので今回は、

【わたしがヨガと出会うまでのお話】
を昔のことからありのままに書いていこうかと思います。
興味がある方のみ、これから先をお読みください。
(ネガティブな感情も書かれているので、辛くなってしまいやすい方はご検討を。)

中学生に入学した頃にさかのぼります。

私は、12歳の時に母を病気で亡くしました。
部活動に励んでいた7月、母が病気と知らされました。

「3、4週間入院したら帰ってくるから〜っ」

と言われ
「うん!わかったー♫」
と純粋に返事をしていたことを覚えています。

入院中、母のいない生活は少し不安だったけど
家に帰ってくると信じてたし、疑うことはありませんでした。

そんなわたしは、病院にもたまにしか顔を出さず、
日々新しい中学生活を満喫していました。

そこから何日かたったある夜、
父が病院に呼び出されました。

そのあと帰宅した父は、
寝ていた私と兄妹を起こし

嗚咽しながら一言
「ゴメン…」
と、はじめてみた父の涙。

そのときに母が亡くなったことを伝えられました。
入院から2ヶ月もしない新学期が始まった9月のことでした。

すぐに親族や沢山の人が家にきて片付けや母を迎える準備が始まり、
悲しみをぶつける場所も時間もなく、
泣き散らすこともなく、

大人たちを不安にさせないように
気丈にふるまってやり過ごしました。


「長女だからしっかりしなきゃ!」
母がいないという現実を
どう受け止めていいのか分かるはずもなく

毎日激しく揺れる感情をどうして良いのか、
学校では教えてくれません。

私はとにかく「日常」に戻りたくて、
ココロに大きなフタをしました。

パコっと静かに閉めて…
何も感じないように、気にしないようにと。

とはいえ、

わたしの深ーいところにある
大きなフタはどうしたらいいのか?

どうなってるのかな?なぜ?もっと知りたい
と気になりはじめ、ココロや精神世界や死生観に
漠然と興味を持ち始めたのもこの頃からでしょう。

そこから3年が過ぎたある日、
入院中の手記を見つけ目が止まり読んでみると

そこには

母「ひろみがやっと来てくれた」
と書かれていました。

涙が溢れ、嗚咽するほど泣き崩れ、
同時に大きなフタがはずれ様々な感情もいっきに溢れ出ました。

母はどんな想いで病室のベットの上で
待っていてくれたんだろう?

思えば、日常生活で家族を優先して、
自分のことを後回しにしていた母でした。

「あのときゴハン、しっかり食べていればなぁ・・・」

「毎日ストレスなく生活出来ていればなぁ・・・」


そんな想いが生まれ健康的な生活や
食生活への意識がここから生まれたのです。
社会に出てからは、飲食会社で約10年勤務。
長女で頑張り屋の私は男勝りに働いて

恋も仕事も頑張りすぎてしまい(笑)
気づいたらもうボロボロ・・・・

いつのまにか、カラダとココロは悲鳴を上げていました。

何もないのに勝手に涙が流れる
食事はまったく喉を通らない

味も感じない、気力も活力もない、肌はボロボロ
げっそりとしたカラダ…

完全にうつ状態…(元気が取り柄なわたしはどこへ〜〜〜)

この状態になったことと
20代から悩まされていた生理痛、PMS、便秘、冷え性なども加わり

「こんな自分を変える!!」

と想いその時に、ヨガと出会いました。

はじめはヨガで前屈するとカラダはバキバキ(汗)
心臓周辺はキューって
握り締め付けられているように痛む(汗)
マズイ…わたし…(泣)

こんなにも自分自身のことを
大切にしていなかったのだと気づきました。

いつもこのお話をするとみなさん驚かれるけど、
わたしのヨガのスタートはマイナスから♡(笑)

だからあなたも大丈夫です。

これが【わたしがヨガと出会うまでのお話】でした。
そして、次回に続きます。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

素敵な1日となるように♡Romi

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