今回はわたしが28歳か29歳の時に、経験したお話。
ヨガはLife is a Journeyとも表現されますが
「人生は旅である」と感じる出来事です。
当時は、この体験した話をすると女性に
不安や恐怖を与えてしまうと感じて以来
あまり話ていません。
わたし自身、ヨガの学びを通して
理解し消化できるまで時間が必要でした。
なにかしら「生きるヒント」となれば幸いです
今だからこそ、シェアしようかな〜思います。
◇◆◇長くなるので興味がある方のみ、先をお読みください◇◆◇
過去のボロボロなうつ状態から復活し、
ヨガをはじめて4年ほどたった頃の珍事件!のお話です。w
当時のわたしにとっては、
エクササイズやヘルスケアの延長線にあったヨガ。
ヨガのおかげで心身ともに良い状態を取り戻し、
当時は飲食店の店長を任され、店舗運営の方も
素晴らしい仲間やスタッフに恵まれ順風満帆な時期でした。
ある週末の仕事終わりに、
後輩達と飲みへと。
始発までの時間を仕事の話や恋愛ネタ、雑談などで
とても楽しく過ごしていました。
(いまはこのライフスタイルはできません…汗)
もちろん、次の日も仕事です(笑)
始発電車で帰宅したときの出来事です。
田舎方面に向かう、始発なので乗客は少なく
ひとりふたりの登山客が…という感じ。
↑どこ住んでんだ〜(笑)
ウトウトしたものの、無事に駅に到着。
駅を降りると、まだ薄暗い季節でしたが
早朝はスーッといつも以上に空気が澄んでいて
星も綺麗でとても癒される大好きなひととき。
ホッと安堵したのも束の間…
2〜3分ほど歩いたところで
背後から、誰かが異常な猛ダッシュで
走ってくる足音が…
(えっ???)
と振り返ったと同時に、
ガバッと押し倒され、わたしは地面へと…
(いやいやいやいやいやいや〜w)
(ウソでしょ!!いや、たぶんウソ!!w)
(どうせ、あれでしょ?友達のいたずらでしょ?w)
↑急死に一度のピンチの時は、笑っちゃうタイプのようですw
そして相手の顔が暗がりからチラッと見えた瞬間
(終わった…)
血の気が物凄い速さでサーーっと引き、大きな恐怖と不安に
襲われたのを覚えています。
(この男の人誰???目がヤバイッッ〜)
このとき、一度覚悟しました。
わたしは死ぬかもしれない…わたしの口は塞がれ
カラダの上から物凄い力で道端に押さえつけられ
必死にもがいて抵抗するも
男性の力には到底敵わない…
助けを呼ぶ声も出せない…
(マジか〜っ泣)
とても長い時間
全力で格闘したようにも感じましたが
2分くらいだったのでしょうか?
ふと冷静になったわたし。
↑というより、わたしの感覚が全開になった感じ。
(あれ…ちょっとまって)
(この人は何がしたいのだろう???)
(お金を取られるでもなく…)
(ナイフがでてくるわけでもなく…)
(犯されるわけでもない…)
わたしは、だいぶ疲れてきたので(笑)
抵抗するのをやめようと力を抜き、
塞がれていた口の手が外れた一瞬をつき
わたし:「すこし話そう!!」
わたしの口から勝手にでた言葉。
すると、
相手の男性もハッと我に帰った様子で
ゆっくりと解放してくれました。
ですが、まだ油断大敵と感じたわたしは
歩きながら落ち着かせようと考え、
共に歩きはじめました。
そして、
『なぜこんなことをしたのか?』
冷静に話を聴こうとしたのです。
不思議と迷いはありません。
ふつふつとココロの内側では、
痛めつけられた怒りや恐怖心などの
様々な思考や感情が湧き上がる中で
もちろん、葛藤はありました。
この場からすぐに逃げることや
警察に内緒で通報することも頭では考えていました。
なぜか、選びませんでした。
↑直感・直観的な判断だったのだと思います。
わたし:「なぜ、こんなことをしたの?」
男:「電車の中で見つけてついてきた」
わたし:「はっ?!すごく痛いし、怖いし他の人にも今後絶対しないで!」
↑感覚が解き放たれたわたしは、恐れもなく上から目線で知らない人にタメ口ですw
わたし:「あなたのしたことは、自分勝手!」
わたし:「ものすごく誰かを苦しめること!」
男:「・・・・」
わたし:「どこかで飲んでたの?クスリやってない?」
男:「〇〇で友達と飲んでただけ…」
男:「いろいろ仕事であってムシャクシャして」
男:「飲んだ帰り、電車に乗って気がついたらここに…」
わたし:「ムシャクシャしたからって…」
わたし:「なぜ、ムシャクシャしたの?」
わたし:「友達に相談すればよかったんじゃない?」
男:「できなかった…」
駅のホームに戻りつつ、
話をひたすら聴きました。
わたし自身の身を守るためでもあります。
夜明けと共に、外は明るくなってきました。
睡眠時間はなくなるばかり…
(おうち帰りたいよ〜笑)
後半に続く…