もう10年ほど前だったでしょうか?
最古の伝承医学と言われるアーユルヴェーダの
ギー(Ghee)の素晴らしさを体験してから、
今に至りますが
近年セレブや芸能人アスリートなど
健康や美容の意識が高い方にも
注目され話題になっているギー(Ghee)を今回はご紹介いたします♪
『奇跡のオイル』と言われる、ギー(Ghee)とは?
「Gheeは動物性油の中でもっとも優れている」
とアーユルヴェーダの古典ではいわれています。
ギー(Ghee)はバターから水分やタンパク質などの一切の
不純物を取り除いた純粋な油のことをいいます。
アーユルヴェーダの古典医学書『チャラカ・サンヒター』ではギーの効能をこのように書いてあります。
参考図書:インドの生命科学アーユルヴェーダ上馬場和夫/西川眞知子箸より
「ヴァータ体質の人、ピッタ体質の人、ヴァータ性とピッタ性の病気の人、視力を強くしたいと望んでる人、怪我をした人、やせた人、老人、子供、体力のない人、寿命をのばしたいと望んでる人、太りたい人、子供を欲している人、若々しさを求めている人、消化力、活力、記憶力、知恵、燃焼力、理性、感覚機能の力を高めようとしている人、灼熱感、外傷、火傷によって苦しんでいる人に良い」
とあります。別の章でも無数の効能が書かれています。
ギー(Ghee)の効能とは?
アーユルヴェーダでは様々な効能が期待されます。
まさに『奇跡のオイル!!』
ざっとまとめると・・・
- オージャスが高まる(生命エネルギーのもと)
- すべてのドーシャの鎮静
- 免疫力のUP
- アンチエイジング(お肌も脳も)
- 便秘が解消される
- ダイエット
- デトックス
- 質の良いエネルギー補給
- 消化力が高まる
- 炎症を抑える
- 目の不調改善
- 不眠の解消
とたくさんの効能が。
では、購入するより、
お得になるギー(Ghee)をつくってみましょう♪
意外と簡単に作れちゃう
【ギーの作り方】
①無塩バターをステンレス製のお鍋で弱火で加熱。
(アルミニウム、テフロンでないもので)
*発酵無塩バターでもOK
②無塩バターが溶け、泡が表面を覆います。
次第に弾けはじめ細かい泡が出はじめ、
だんだんと大きな泡へと変化します。
バターをもたらしてくれた牛や育てた人々すべてに感謝します。
(感謝の想いは、良い波動がGheeに入り込むといわれています)
③グツグツと煮えだしたら、触らずに~!
お部屋にすばらしい香りが広がりはじめます☆
泡は表面を覆うか、そこに溜まります。
琥珀色に変わり、弾ける音がなくなったらすぐ火を止めます。不純な固形物など鍋底にたまります。
④十分に冷ましてから、布(ガーゼ)またはキッチンペーパーでこし
煮沸したビンへ。この黄金色を目指しましょう!
⑤そして、完成~!
ギーは冷暗所に保存で6ヶ月以上持ちます。(注:取り出し用スプーンは清潔なものを使用してくださいね)
出来上がるとやっぱり、かわいいものです♫
出来上がりまでの時間や色、
表面を覆う泡の量などは時期により異なります。
牛が何を食べたか、
鍋の種類や火力、気候、材料の量などによって変化します。
満月の日は、より良いエネルギーが入り込む(諸説あり)
といわれているのでGhee(ギー)を満月に作るのも良いでしょう。
ギー(Ghee)が出来上がるまでの過程(香り・音・色)を
五感で楽しみながら作りましょう♪
ギー(Ghee)はどうやって使うの?
このサットバ(純粋性)な食べものであるギー(Ghee)は
通常のバターの代わりにお料理に使ったり
顔や体のマッサージ(乾燥時)など万能に使用できます。
わたしはというとは・・・・・
・お料理に全般、お菓子作り
・寝る前のマッサージ(寒い冬におすすめです)
・まぶた・まつげに塗る、ドライアイなどのとき
・乾燥した際は耳の中に塗るとクリアになります
などなど、とっても万能なオイルです。
過剰な摂取するとカパドーシャが高まるので気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アーユルヴェーダで『奇跡のオイル』とも
言われるギー(Ghee)は
浄化療法や神聖な儀式でも使われるものです。
ギー(Ghee)をつくる過程から、
あなたの五感を研ぎ澄ませましょう♪
『奇跡のオイル』でキラキラと輝きを
取り戻してはいかがでしょうか?
素敵な1日を♡Romi